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2009年2月
エンジン警告灯の手動ダイアグ方法
  近年の自動車は外部診断機がなければ、ダイアグノーシスコード(以下、ダイアグ)の確認はおろか、ダイアグの消去もできなくなってきています。
  しかしながら、台形の16Pのカプラがついている車輌でも、まだまだ手動でダイアグを確認できる車輌も少なくありません。
  そこで今回は、各メーカー別のダイアグの表示方法を掲載しますので、是非、活用してください。
トヨタ 4−13
日産<1> 1−8(キーON後、2秒以上で開放)
日産<2> アクセルペダル操作にて実施(詳細は、平成17〜19年度の整備主任者技術研修資料を参照)
ホンダ 4−9
三菱 1−アース(平成11年頃まで)
マツダ 不可
スバル 不可
いすゞ 4−6
スズキ 不可
ダイハツ 4−6(平成12年以前)
4−12(平成16年以前)
4−13(それ以降)
(はっきりとした年式での区別はないので、端子が入っているか確認し、注意して短絡してください)
 
  次に、16Pカプラがない場合の代表的なものも紹介します。
 
トヨタ
TC−E1 ]どちらかを短絡
TE1−E1
日産 CHK−IGN を短絡
(診断コネクター)
    (キーON後、2秒以上で開放)
ホンダ 2極カプラの短絡(2極カプラの隣には3極カプラがある)
三菱 電圧計をセット
マツダ 電圧計をセット
スバル 黒1極カプラを接続
(黒1極カプラの隣には緑の2極カプラがある)
いすゞ 端子を短絡
スズキ…6極カプラのDN-GNDを短絡 ダイハツ…TE1−E1を短絡
 
  以上、代表的なものを掲載してみましたが、各メーカーにおいても、車種や年式によりダイアグの方法が異なる場合があるため、確信が持てない場合は必ず問い合わせてください。
 
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